セルフィックペインティング
セルフは、ダマヌールノスピリチュアルリーダーであったファルコ・タラッサコとダマヌールの研究者たちによって進化を遂げました。
金属を使ったクラシックセルフ、球体を使ったスフェロセルフ。
そして、ファルコが意欲的に描き続けていたセルフィックペインティングがあります。
ヨーロッパ画壇を代表する13人の画家の1人として評価されていたファルコのセルフィックペインティングは、錬金術的工房であるファルコの家でしか描けません。
ファルコなき後は、弟子によって受け継がれています。
セルフィックペインティングに使われる絵の具は、何年もかかって錬金術的な活性化の準備を行うことで各色が特定の金属と同様のエネルギーの作用をもたらします。
クラッシックなセルフィカの科学で用いられる金属類が特別な色に置き換えられるのです。
こうした金属とつながった色、型、図式、そして遥か古代の文字に由来するサインによって構成されています。
それらは、私たち人間の無意識の中につねに存在している原型的サインを再生することに役立ちます。
セルフィックペインティングは、光や注意を向けて観察することにより、絵の内部に宿るエネルギーが活性化します。
色、型、図式、文字、象徴は生きていて、常に変容します。
サイン(信号、合図)や情報を周りの環境や絵を観る人に向けて投影します。
また、自然光と紫外線(ブラックライト)という二つの異なった光の下で観ると、異なる光の波調に符号し、全く違った様相と異なった意味を現します。
それぞれの絵には、裏面いっぱいにタイトルが書き込まれています。
その芸術的評価の高い詞的なタイトルは絵の解読の鍵となり、それぞれの絵画のもつ主要な機能を表します。
セルフィックペインティングは、観る人たちの中に直接入り込みます。
“ 同類は同類につながる ”という原理によって、それぞれの型、図式、文字、象徴などのサインは、観る人の無意識に存在する同様のサインを刺激したり、活性化します。
これは、夢の感覚を刺激したり、新しい理解に至ったり、感覚や直感が広がったり、私たちの内で眠っている潜在力を覚醒させることにつながります。これらの作用は、まさに確かな感覚的な体験です。
セルフィックペインティングに使われる色と金属について
オレンジ:銀
緑:鉛
紫~銀:雲母
赤:銅
青:鉄
黄:金